創業から今まで変わらないこと
2006年の創業時も、今も変わらないことは何だろうか?インタビューを受けるまでに少し考えてみました。その中でぶれないことって、「自分たちでやってみたらどうか?できるんじゃないか?」という問いを続けることだったんですよね。
そして、当初は創業メンバーでできることを考えていたんですがそこは数人の会社。数人でできることには限界があるんですよ。そうしたら自分たちにないモノ(能力)をもってる人に仲間になってほしいなと思うようになりました。
IT業界では他の業界のように資本やら企業規模ではなく、そこにいる人によって何ができるかが限定されることが多いですよね。(もちろん資本や規模も大事ですよ!)
そして、オールラウンダー的な人や特定の技術や分野に精通した人を揃えることで「アットファイブでできること」って飛躍的に増えていくんですよ。これがIT業界での面白さだと思ってます。そして、「自分たちでできること」を増やし、より新しい世界や楽しい経験を仕事を通じてできるといいですよね。
2016年
2016年にカンボジア(現在グループ会社設立中)に初めて訪れたのですが、そこですごい刺激を受けましたね。誰もが明るい未来を信じて疑わないし、未来に対してアグレッシブな人が多いんですよ。
その当時はまだ副社長でしたが、アットファイブの未来ってどうしていくべきなのか?と考えてました。その時、カンボジアのイメージが脳裏から離れないんですよ。今のまま会社をやっていって大丈夫なんだろうか?疑問の種はそこです。もちろん今いる社員の人たちにとって幸せな会社であって欲しいけど、それは現状維持という馴れ合いでもいけないとも思いました。
改革ではなく拡張
その中で、役員の稲吉と未来の形を話し合う中で個別ではエンドユーザーだとかWebだとか話をしてはいたのですが、「そうじゃない。ITとかその周辺領域全部やれることをやっていこう」ってひらめいたというか、腹落ちしたというか。
そこからはあまり自分たちの事業とかではなく、自分たちの領域として受け入れられるかとかそういう視点で見るようになりましたね。もちろん社員みんなの頑張りでだいぶ助けられてますけど。